人が持っている感覚器官、
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚などの機能は、
加齢に伴い徐々に変化していくと言われている。

例えば、

視覚では、
近くの物が見えにくくなる老眼、
明暗に対する調整力の低下、
視野が狭くなるなどといった変化が現れる。

聴覚では、
騒がしい場所での聞き取りが難しくなる、
普段の会話が聞き取りにくくなる、
高音域が聞き取りにくくなるといった変化が現れる。

 

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嗅覚では、
においの嗅ぎわけが難しくなるといった変化が現れる。

味覚では、
塩味、酸味、苦味に対する感受性の低下などといった変化が現れる。

皮膚感覚では、
痛覚や温度感覚が鈍感になるなどといった変化が現れる。

こういった感覚器官の変化は、
心理的側面にも影響を与える可能性がある。

例えば、視覚機能の低下は、文字認識などの
情報収集能力の低下、聴覚機能の低下は、聞き返しや聞き誤りなどの原因となり、
コミュニケーションが円滑に行えなくなる可能性がある。
こういったことが重なると、外出の回数が減ったりして、
日常生活での活動範囲が限られてくる場合もある。

その外にも、
嗅覚や味覚の低下は、食事に対する喜びが軽減し、食欲の減退に繋がる可能性が。
皮膚感覚の低下は、怪我や暖房機器による低温やけどなどをしやすくなるといった可能性がある。

特に、視聴覚機能の低下で起こるコミュニケーションにおける問題は、
視聴覚機能の喪失感に加えて、コミュニケーションが上手く取れないことから、
疎外感や孤独感といった感情も感じるようになる可能性もある。
このような状態が続けば、
日常生活での自己効力感、幸福感などの低下に繋がり
クオリティ・オブ・ライフが低下するこも考えられる。
しかし、
補聴器などを用いれば、コミュニケーションにおける問題はある程度解決することが可能だと思う。
今後、ますます技術革新が進むことを考えると、
こういった感覚器官の加齢変化から生じる心理的影響は限りなくゼロに近い状態にまでなるのかもしれない。もしかしたら、感覚器官の加齢変化そのモノを補える技術が確立される日が来るのかもしれない。
ただ、現状ではそこまで到達していないので、こういったことを少しでも知っている人がいたら、高齢化社会の日本において多少は役立つのかなと思います。

以上、感覚器官の加齢変化に関する簡単なまとめでした。

 

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